
毛越寺の松を守る
塔山の赤松は年に10本から20本が枯れ、数はかなり減ってしまいました。
毛越寺は藤原氏二代基衡が建設し、三代秀衡によって完成された天台宗の寺院で国の特別名勝、特別史跡に指定されております。
塔山(とうやま)を背景に浄土庭園、大泉が池によって構成された庭園は清衡、基衡、秀衡と続く藤原三代によってつくりあげられた「平泉文化」の貴重な遺産です。
毛越寺の庭園には210本を越えるみごとな赤松の巨松があります。
毛越寺では松枯れが東北地方に発生した昭和50年代から直ちに対策に取り組まれ、山へは空散、庭園には地上散布で防除を行ってこられましたが、
塔山の赤松は年に10本から20本が枯れ、数はかなり減ってしまいました。
そのような状況の中で、地域住民の理解を得ながら周辺の自然環境と松枯れ防除との両立を図れるよう日々努力をされています。
このように、貴重な松を守り景観を守るために努力されている毛越寺の活動を支援しようと2004年2月23日にファイザー・農薬普及会による、
GG「松を守る運動」支援プログラムによる研修会が行われました。
研修会は地元森林組合、平泉町、一関市、毛越寺の関係者、地元メディアの方々等約20名を集めて開催され、
早朝からの大雪の中、樹幹注入剤「グリンガード」の体験実習を行いました。
その後、会場を庫裡に移し、ビデオ、スライドをまじえてマツ材線虫病、松枯れのメカニズム及び効果的な防除法等を学習しました。

